【気仙沼】探訪2日目【震災遺構伝承館】

ひとり旅

※震災の被害を受けた校舎の写真がたくさんあります。苦手な方はお引き返し下さい。

沖見屋さんから10分程歩いて到着。

外にはパターゴルフを楽しんでる方々がたくさんで、和やかな様子。

施設前、国土交通省の車が残されています

入館してまず、15分程の動画を観てから校舎の見学になるようです。

前日、美しい港町を散策した後観る震災当時の様子は

とても、心を抉られる思いでした。

校舎1階

当時使用されていた教材や設備がそのまま残されています。

天井の崩れ具合、瓦礫の量の違いが部屋ごとに違っています。

2階は立ち入りできないので

校舎3階

ここには、津波で流されてきた車があります

授業で使われていた魚も残っていました。

校舎4階

津波到達地点

ここにたくさんあるオレンジ色のものは、津波で流され校舎に衝突した冷凍工場の一部だそうです。

そして屋上

1階まで戻り、外に出ます

強力な引き波の通り道となり、流されてきた車が引っ掛かり折り重なったとされるものです。

学校の生徒さん職員さん全て、無事避難されていたとのことで

素晴らしい判断と勇気に、頭が上がりません。

本当に皆さんご無事でよかった。

当時、自分は東京にいました

気仙沼の様子も、少なからず知っていたつもりでした

けれど実際に、自分の足で街を歩き、目で見て感じたものは

想像を絶するもので。

今こうして振り返るだけでも息が詰まるほど、強く衝撃を受けました。

正直、初めの映像を見た時点で3回ほど過呼吸を起こしました、ティッシュは必ず持っていた方がいいです。

数日間引きずるほど、いろいろと考えさせられましたが

本当に行ってよかったと思っています。

ヒトの力ではどうにも抗いようのない、自然の力の恐ろしさも

それを直に受けても尚、この街で暮らし続けている方々の強さも

自分自身の肌でしか感じ得ることができないでしょう。

そして気仙沼が大好きになりました。

また必ず伺いますね。

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